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花影坂
四丁目

祭野

制作曲の歌詞とインストのまとめです。
動画で使用させて頂いたイラストで公開許可を得ているものも展示しています。

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憂き花


憂き花【鏡音レンAppendオリジナル】 powered by ピアプロ

たった一つ、守りたいもの。






凍て付く指先は吐息で温め
感じる切なさ凍ってしまえば
静かに燃え上がる青い火の彼方(むこう)
ゆらり揺れるのは動き出した真実(ほんとう)

誰しもが限りある命
何故それすらも忘れてしまう
頼りない未来に願った
確かな夢は色を付ける

一粒舞い降る粉雪に祈る
もう二度と離れないように
秘やかなる恋 溺れ死(じ)にましょう
真白に積もる雪の中

血色(ちいろ)に輝いた両の瞳から
溢れ漏れるのは隠せぬ純潔
仄かに香り出す不愉快な匂い
くらり立ち眩む雪灯篭(ゆきどうろう)の影

お前と居たなら此の冬も
あぁ 去年より少しは優しい
熱を奪いゆく凍空(いてぞら)も
澄み渡る無色の風情(ふうじょう)

一片(ひとひら)千切れた薄紅を想う
まだ二人知らない運命
纏わり付く闇 共に生きましょう
か細く尊(たっと)い生(せい)の果て

緩く編んだ 髪結い
首筋這う後れ毛
こもる声なぞる指
滴る涙 じわり
染み込む肌の奥へ
分け合おう感覚全てを

一輪流れる憂き花に誓う
此の恋に全て賭けたいと
何も欲しくない他に望まない
過ぎし思いを抱きながら
憂い誠の花になれ




もう時期外れですが真冬の歌です。

四周年云々の記事でも触れたんですが
曲自体を作ったのは2011年の12月です。
とある企画さんのための書き下ろし曲で、
とりあえず和風、という感じで
かなり融通の利くご依頼だったので
某乙女ゲームにダダハマリしてる時期でしたし、
歌詞は若干意識をしています。
めちゃくちゃ楽しかった!
完全に余談です。

ちなみにさらに余談。
大変残念なことに企画さん自体は半壊状態で終わってしまいました。
曲も5曲中4曲が使われず、うち1曲が「憂き花」です。
いまさら掘り出す気もないのでさらっと書きますが
通常あってはならないことですね。
見切り発車な企画さんも悪い、曖昧なのに引き受けた私も悪い。
勉強になりました(´・ω・`)

タイトルは「うきはな」と読みます。
憂いの花、とかの方が意味としてはイメージに近いんですが、
なんか字面も響きも好みじゃないので、好みの字面に縮めました(´∀`)

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